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イタリアへ行ったらジェラートを食べよう!オススメフレーバーとオーダーのコツ

2016年7月28日 イタリア

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photo credit: Yumi NOMOTO

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ジェラート発祥の地はイタリアとか。古代ローマではすでにジェラートの原形があったようです。アペニン山脈やアルプスから持ってきた雪や氷に、フルーツシロップやミルク、ハチミツなどを混ぜて飲んでいたのが始まりとも考えられています。

今でもイタリアで愛され続けているジェラート。イタリアへ行ったら、ぜひ食べてみてください!オススメのフレーバーと、オーダーの仕方、コツをお伝えします。

目次

  1. ゼッタイはずせない、旬のフルーツフレーバー
  2. 濃厚な味わいでおいしいフレーバー
  3. カップ?コーン?まずはどちらにするか選ぶ
  4. サイズによってオーダーできる数が変わる
  5. とりあえず単語を並べてオーダーする
  6. 味見もできる!なんて言えばいいの?
  7. 生クリームトッピングに挑戦!

1. ゼッタイはずせない、旬のフルーツフレーバー

photo credit: Yumi NOMOTO

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さんさんと降り注ぐ太陽、ミネラルたっぷりの大地。イタリアは甘くてジューシーなフルーツの宝庫です。そんな旬のフルーツをたっぷり使って作られるジェラートは、まるで果実そのものを食べているようなおいしさ!

イチゴ=フラーゴラ、オレンジ=アランチャ、マンゴー=マンゴー、レモン=リモーネ、いちじく=フィーコ、メロン=メローネ、桃=ペスカ、りんご=メーラ、ナシ=ペーラなど、季節によって変わります。最近では旬のおいしいフルーツを冷凍保存、冬でも遜色ない風味を楽しめるようになっています!

2. 濃厚な味わいでおいしいフレーバー

photo credit: Yumi NOMOTO

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ピスタチオやヘーゼルナッツなどのナッツ系や、ミルク系のフレーバーもオススメです。濃厚な味わいで、小腹がすいた時のおやつ代わりにもぴったりです。

チョコレート=チョッコラート、ピスタチオ=ピスタッキオ、ヘーゼルナッツ=ノッチョーラ、ココナツ=コッコなどがあり、フルーツ系ジェラートとの相性もバツグン。チョコレートとヘーゼルナッツクリームを合わせたヌテッラ、カスタードにマルサラ酒で風味をつけたザバイオーネなど、イタリアらしいフレーバーもオススメです。

3. カップ?コーン?まずはどちらにするか選ぶ

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ジェラテリアでジェラートをオーダーするときは、まず、何に盛り付けるのかを選びましょう。店員さんはオーダーを聞きながらジェラートを盛り付けていきます。カップかコーンかを先に伝えることで、スムースにオーダーできます。

カップは「コッパ」。紙やプラスチック製のカップに盛り付け、スプーンを添えて渡されます。ジェラートが溶けてたれることもそうそうないので、食べやすいです。

コーンは「コーノ」。ウエハースのようなサクサクしたコーンの上に、何種類かのジェラートを上手に盛り付けていく様子は、見ていてなかなか面白いものです。

4. サイズによってオーダーできる数が変わる

photo credit: Yumi NOMOTO

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次に伝えるのは、サイズです。お店によって多少の違いはあるものの、一般的にジェラートのカップやコーンには3つのサイズがあります。そして、サイズによって乗せられるジェラートの数も変わってきます。多くの種類を食べたい場合は、大きいサイズを選びましょう。

一番小さいのは「ピッコロ」。ここには2種類のジェラートを乗せることができます。次は「メディオ」。中くらいのという意味のイタリア語で、3種類ぐらいのジェラートを乗せられます。一番大きいのは「グランデ」。日本人の感覚からするとかなり大きく、4~5種類のジェラートを選べます。

5. とりあえず単語を並べてオーダーする

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ここまで選べたら、あとはオーダーするだけ……ですが、イタリア語には数による語尾の変化、男性形と女性形によって変わる形容詞の変化などがあります。でも、旅行者ですから!難しい文法については考えず、シンプルに単語だけを並べてオーダーしましょう。

「コーノ・ピッコロ。×××・エ・×××」。×××の部分にはフレーバー名を入れますが、ムリそうだったら指さしコミュニケーションです!「クエスト=これ」という単語を覚えておくと便利ですよ。クエストと言いながら、食べたいジェラートを指さすだけで通じます。ちなみに「エ」は英語の「&」です。

6. 味見もできる!なんて言えばいいの?

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ジェラテリアのショーケースに並ぶジェラートは、もちろん味見もOKです。味見をしたい旨を店員さんに伝えると、小さなスプーンにすくって手渡してくれます。オーダーしたものの、想像した味と違った!なんてことも避けられるので、とっても便利です。

「ポッソ・アッサジャーレ・クエスト・グースト?」と言いながら、味見してみたいジェラートを指さすのがもっとも簡単な方法。もし分かるのであれば、「ポッソ・アッサジャーレ・×××?」と、×××の部分にフレーバー名を入れてみてください。たとえばチョコレート味なら「ポッソ・アッサジャーレ・チョッコラート?」でOKです。厳密にいえば、定冠詞をつけたり、丁寧語を使ったりとほかの言い回しもあるのですが、旅行者ですから大丈夫!

7. 生クリームトッピングに挑戦!

photo credit: Yumi NOMOTO

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日本ではあまり見かけないジェラートの食べ方ですが、生クリームをトッピングして食べると、ジェラートがよりおいしくなります。甘みをおさえたホイップクリームなので、ジェラートの味を邪魔しません。ミルク味が一層濃くなった感じでジェラートを味わえます。

オーダーの最後に「コン・パンナ・ペル・ファヴォーレ!」と付け加えましょう。これだけでOKです。

まとめ

イタリア人はジェラートが大好き!老いも若きもジェラートに夢中。ピシッとしたスーツとネクタイでキメたビジネスマンが、街角でコーンのジェラートをペロペロなめている姿もよく見かけます。イタリア旅行の際は、パスタやピッツァだけでなく、ぜひジェラートにも挑戦してみてくださいね。

筆者プロフィール

ユミ
ユミ

ローマ郊外ブラッチャーノ在住のユミです!自宅キッチンで料理教室をしています。元気で質の良いイタリア食材にほれ込んで、ローマに移住しました。

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