ベトナムを訪れたら必ず食べたいスイーツ5選
2016年6月21日 ベトナム
フルーツ大国でもあり、東南アジア特有のデザートもたくさんの種類があるベトナムですが、いざ食べてみようと思うと食べたいものがなかなか見つけにくいのもベトナムの特徴だと思います。そんなベトナムのデザートを現地の言葉を交えてご紹介します。これで少しは目的のスイーツが見つけやすいのでは?
目次
1. チェー(Chè)
ベトナム風あんみつということで紹介されていることが多い、ベトナムスイーツと言えばコレ、というくらいの定番デザートです。甘いシロップの中に蓮の実や、緑豆、小豆、南国のいろいろなフルーツ、ナタデココ、ココナッツなどなど、お店に準備されているいろいろな食材を選んで自分好みの物を作ってもらうことも可能です。(ベトナムの人は自分の好みになったものをいろいろと注文しています)
旅行者などの場合定番となる幾つかのチェーが写真入りで紹介されている場合が多いので、見た目で選んで食べることができます。また、すべての食材を入れたミックスタイプのチェーチェー・タップ・カム(chè thập cẩm)というものもあるので、どうしてもいろいろな種類が食べたいという場合には、この名前で注文すると良いかもしれません。
2. バイン・フラン(Bánh flan)
このスイーツですが簡単にいうとプリンです。ただし、日本で食べるプリンとは全く別物だと思ってください。というのも、トロトロ感が日本のものとは全く別物ですし、濃厚な味わいも日本のものとは別格です。しかも日本だと「スが入った状態」と思えるものが、こちらでは完成形になりますので、そういった意味でも日本の感覚で見ると驚きを隠せないのではないでしょうか?
街中にバイン・フラン専門のカフェもありますし、ちょっとおしゃれな感じのベトナム料理レストランであれば確実に置かれている1品ですので、お腹に余裕があれば是非食べてください。ちなみに、専門のカフェだとお持ち帰りもできるので、お腹に余裕がないときはお持ち帰りして、小腹が空いた時に後から食べるという手もあります。
3. ヤァオア(Yaourt)
日本名だとヨーグルトになります。ただし、日本で食べるヨーグルトとは全く異質です。どのように異質かというと、とにかく濃厚な味わいで、ヨーゴルトというよりはクリームチーズという感じがするほどに濃厚です。ただし、しっかりとヨーグルトとしての味わいは残しているのでなんとなくレアチーズケーキをイエージされる方も多いのではないでしょうか?
ヨーグルト自体はスーパーのような場所でもいろいろな種類が売られていますが、日本で味合うことができない濃厚なタイプを体験したい場合には、街中にあるヨーグルト屋さんで購入する方がより濃厚なものを体験できます。
4. バイン・ケップ・メー(Bánh Kếp Mẹ)
見た目はワッフルのような感じがしますが、生地自体は非常に薄く、日本の薄焼きせんべいをさらに薄くした様なものになります。ワッフルをイメージすると生地があまりにも薄いので『もっと厚みがある方が、、、』と思うかもしれませんが、薄焼きせんべいだと考えると許せる範囲ではないでしょうか。(笑)ちなみに味の方も甘く、日本のせんべいに近い様な気がします。
ちなみに、こちらのバイン・ケップ・メーは、道端でおばちゃんが焼いている物しか見たことがないので、勇気を出して買ってみてください。
5. チュオイ・チン(Chuối Chiên)
東南アジアでは比較的にポピュラーなお菓子かもしれませんが、揚げバナナになります。バナナは薄く斜めにスライスされており、米粉をかけてカラッと揚げてあります。衣の方に砂糖がつけられているためかバナナ自体を少し酸っぱく感じがしますが、バナナが少しもちもちとした食感に変わるのでその食感と味から黙っているとバナナとは気がつきにくいかもしれません。(特に揚げたての熱々はそう感じると思います)
こちらはちょっとしたベトナム料理屋さんのメニューにもありますが、そういったところで食べるものより街中の屋台で買って食べる方が安くて美味しいと思います。
まとめ
日本にも似た様なものがあるベトナムスイーツも多いですが、正直ベトナムの物と日本のものは全く異質なものです。そう考えると、『このスイーツは日本でも食べられるから他のにしよう』と思わずに、『日本とどの様に味が違うか食べ比べてみよう』という気持ちでいろいろ食べ進める方が楽しいと思います。
また、チェーの様にベトナム特有のスウィーツもまだまだ沢山あるので、南国情緒あふれる食べ物を沢山試してみてください。
筆者プロフィール
初めまして、ベトナム在住7年目(ハノイ4年、ホーチミン3年目)に突入です。嫁がタイ人なので、タイのこともある程度はカバーできる??