【中日新聞にも掲載】フランスのインテリア見本市と現地の木工房を視察したい!一級建築士のロコが実現した商談
2017年3月4日 ビジネス利用ユーザーインタビューフランス
先日、中日新聞に掲載されたロコタビ利用事例になります!
今回ロコタビをご利用いただいた方々は、富山県で飛鳥時代以来という伝統木工技術「組子」を受注生産する株式会社タニハタの職人の方達になります。釘を使用せずに木を組み込む微細な技術でつくられた組子の美しさは海外からも大きな評価を受けています。(2017年 ドイツ IFデザインアワード受賞)
欧州からの引き合いも多くなっていることから、欧州市場の最近の状況を知るために2017年1月にパリで開催された欧州最大級のインテリア&デザイン見本市「メゾン・エ・オブジェ」に視察参加。現地の木工房も見て現地の職人達と情報交換したいと考えました。どのような旅になったのでしょうか?
株式会社タニハタ 様
利用都市:パリ(フランス)
依頼ロコ:アイムさん
利用目的:現地の木工房も見て、現地の職人達と情報交換したい
課題:現地木工房との連絡、建築関係の細かなニュアンスの通訳
依頼概要:現地の木工房への手配、商談通訳
具体的なご依頼内容をお教えください
「メゾン・エ・オブジェ」出展者との会話の通訳(チケット購入を含む)を中心に、現地の木工所も見てまわりたいので、その手配と現地での通訳をお願いしました。また、それ以外にパリのオススメ建築物(とくに内装)の案内と、食事スポットの紹介もお願いしました。展示会や工房ではとうぜん商談も発生するので、価格交渉ができる程度の語学力が必要だと事前にお伝えしていたのですが、フランスの一級建築士の資格を持っている程の方ですし、フランス語と英語を話せる方なので、その点はまったく問題なかったですね。
ご利用されてのご感想をお聞かせください
組子の英語版のパンフレットは用意していたのですが、プロ同士の会話ですから、専門用語が数多く出てきます。ですが、さすがは日仏の一級建築士、建築関係の言葉は細かなニュアンスを含めて正確に伝えてくださいますし、事前にかなりの調査と根回しをしてくださったようで、よい工房もご案内いただけました。
木工所めぐりでは午前中にまず伝統的な工房を訪ねたのですが、アイムさんの通訳のお蔭で話が盛り上がり、1時間半くらいも話しこんでしまいました。その後で現代的な家具を作っている工房にお邪魔して、それから昼食を挟んで民間の木工房にも足をのばしました。
アイムさんは何より気さくで、こちらの細かな要望にも対応していただき、本当に充実した現地視察になりました。日仏一級建築士という資格を持っておられるので、パリの建築物についての情報も詳しく、パリの建築物をより詳細に知りたい建築業界の旅行者の方には、本当におすすめなロコの方だと思います。
ロコタビの利用を検討されている人向けに、なにかアドバイスをお願いいたします
ユーザーからの問い合わせに対して候補者が向こうから提示されるのではなくて、ひとりひとりのロコの方をこちらで比べて選べるしくみがとてもよいですね。お蔭で、かなり特殊で専門的な依頼だったかもしれないのですが、日仏一級建築士のアイムさんというまさに願ったり叶ったりの人材を見つけることができました。私のようにビジネスがらみで使いたいという方も少なくないかと思いますが、このように専門分野をお持ちのロコが見つかる例もあるというのは参考にできると思います。また、事前の打合せの内容が時系列で流れてくるのもわかりやすくてよかったですね。