ベトナムを訪れたら食べたい南国フルーツ7選
2016年6月3日 ベトナム
東南アジアのベトナムには、お隣のタイやフィリピンなどに負けないくらいいろいろなフルーツがあります。そしてどこの国にも負けないくらい、美味しくてみずみずしいフルーツが売られています。
そこで、今回はベトナムで売られているフルーツの中で美味しいと思ったものをご紹介します。
目次
- マンゴスチン(măng cụt:マンクッ)
- カスタードアップル(日本語名:釈迦頭 ベトナム語:mãng cầu:マンカウ)
- ドラゴンフルーツ(thanh Long:タインロン)
- ライチ(vải:ヴァーイ)
- マンゴー(xoài:ソアーイ)
- ジャックフルーツ(mít:ミッ)
- おっぱいフルーツ(vú sữa:ヴースア)
1. マンゴスチン(măng cụt:マンクッ)
日本でこういった形ではなかなか見かけることがないマンゴスチンですが、東南アジアの国々では『1kgいくら』という単位で販売されています。しかもかなり安く味が良いので思わず買い込んでしまうこともしばしば、、、。基本的に殻が固いものはまだ食べごろではないので、殻が少し柔らかくなったものを選べば間違いはまずありません。
2. カスタードアップル(日本語名:釈迦頭 ベトナム語:mãng cầu:マンカウ)
日本では見かけないフルーツの一つです。見た目がお釈迦様の頭の様な形から日本名は『釈迦頭』と付けられています。英語名が『カスタードアップル』と呼ばれているのは、熟した物がカスタードクリームの様に柔らかさと滑らかさを持っており、しかも甘みが強いことから名付けられたと言われています。
3. ドラゴンフルーツ(thanh Long:タインロン)
見た目から名前が付けられたドラゴンフルーツですが、こちらは意外と日本でも栽培されているフルーツです。ビタミン、ミネラル、タンパク質を多く含んでいながら低カロリーということが美容に良いフルーツですが、他のフルーツに比べると若干甘みが少ない様な気がします。ただし、食欲増進、コレステロールの低下、皮膚の黒ずみを防ぐ効果などがあり、美容だけでなく健康促進にも強い味方のフルーツです。
4. ライチ(vải:ヴァーイ)
もともと中国原産のフルーツですが、現在では中国に輸出をするほどベトナム中部で広く栽培されているフルーツの一つです。このフルーツの特徴としては、知り合いや社員に中部出身者がいると旬の時期(6月から8月ごろ)には『田舎かから送られていました』と大量に送られてくることでしょうか。なのでこの時期にはフルーツを買う必要がなくなるかも。そうなるためには、頑張って中部出身の友人を作る必要がありますが。
5. マンゴー(xoài:ソアーイ)
今となっては日本でも非常に有名なフルーツです。しかもベトナム国内で流通するマンゴーは完熟してから収穫されているものが多いので、非常に甘く、しかもとてつもなく安いです。綺麗なスーパーなどで買うよりは、道端のローカル店で購入する方がびっくりするほどの値段で甘いものが購入できます。
また、東南アジアでよく見かけるのが、青いマンゴーを食べる習慣です。
見た目は普通のマンゴーと同じ様に見えますが、堅く、酸っぱく、甘みがほぼないマンゴーです。このマンゴーに塩と唐辛子を混ぜた物をつけ食べます。個人的には完熟するまで待った方が美味しいのでは?とも思うのですが、東南アジアの人は結構好んで食べています。
6. ジャックフルーツ(mít:ミッ)
こちらも、日本ではあまり見かけない食べ物のひとつです。ドリアンと同じ様に独特の匂いがあるので好き嫌いが結構別れるフルーツかもしれません。(ただし、ドリアンの様に匂いが強くはないです)また、固い皮をめくる際に出てくる独特の白い樹液の様なものが、結構粘りが強く人によってはかゆみを伴う場合もあるので、丸のまま購入するよりは既に中身を取り出した状態に加工されたものを購入することをお勧めします。
7. おっぱいフルーツ(vú sữa:ヴースア)
日本ではまず見かけることがないフルーツです。名前の由来は乳白色の果汁と食べる前にモミモミと揉んで柔らかくしてから食べるところからつけられた様です。(揉み過ぎてぶよぶよとなった感じになるとやりすぎです。軽く5回ほどモミモミするくらいが食べごろです)
見た目は大きめの黒い種があることや、味の面から考えて日本の柿に似ている様な気がします。食べ方はモミモミして柔らかくした後、半分に割ってスプーンですくい取りながら食べるやり方が一番簡単だと思います。
まとめ
日本では見かけない様な美味しいフルーツが、びっくりするくらいの値段で食べることができるベトナムですが、年中購入することが出来る物もあれば、旬な時期にしか出回らない物もあります。(おっぱいフルーツやライチ、カスタードアップルは特にそうです)
そう考えると、日本でも食べられる様なフルーツに挑戦するのではなく、そこでしか食べられない旬なフルーツにあえて挑戦するということも旅の醍醐味になるかもしれませんね。
筆者プロフィール
初めまして、ベトナム在住7年目(ハノイ4年、ホーチミン3年目)に突入です。嫁がタイ人なので、タイのこともある程度はカバーできる??