マレーシアで求人を探すなら、こちらの人材紹介会社のサイトへ!3選
2016年6月16日 マレーシア
『急成長のアジア、中でも今注目されているマレーシアで働いてみたい』『英語を使って仕事がしたい』『刺激がほしい』『新しいことに挑戦したい』『マレーシアが好き』…理由は色々あると思いますが、治安や教育環境が比較的よく、日本人の移住先として人気の高い国ということもあり、今すでにマレーシアには2万人以上の日本人が住み、働いています。今や、日本を飛び出して世界で働くことは、決して難しいことではないのです。
ただ、誰でもすぐマレーシアで働けるような仕事が見つかるとは限りません。日本のような(日本人向けの)求人情報誌や求人サイトが存在しないこともあり、基本的には日系の人材紹介会社に登録して希望を伝えてマッチングしてもらうか、現地の人脈を活用しながら求人の情報収集を進めることになります。
マレーシアで働くには、まずマレーシアに進出している日本の会社の日本採用としてマレーシアに渡り、駐在となる方法がひとつ。もうひとつはマレーシア現地法人を設立している日系またはローカルの会社に就職する「現地採用」という方法があります。とはいえローカルの企業が日本人を採用する機会は多くありません。そもそもマレーシア人をターゲットにしたビジネスをしている会社は外国人を雇う必要がないですし、元々マレーシア人の雇用を守るための法制度が整っていること、また近年日本語を話せるマレーシア人が増えてきていることもあり、以前は日本人が必要とされていたポジションにマレーシア人が就くケースが多くなっています。
マレーシアでは欧米諸国と比べると日本人の就労ビザが取りやすいとはいえ、東南アジアの中ではかなりハードルが高く、また業種によって偏りもあります。営業、事務、経理、人事、マーケティング、飲食店スタッフ、エンジニア、設計、カスタマーサービス、新規事業責任者などなど、日本からは本当に沢山の企業が、それぞれの業種でマレーシアに進出しています。製造業やITが比較的日本人が必要とされやすく、最近では日本語のコールセンターのオペレーター求人も。英語ができない場合、このようにエンドユーザーが日本人であるサービスを提供している会社を探す、という道もあります。ただ基本的には求人に応募する際にスキルや経験を問われ、これまでの仕事の経験を生かし即戦力として働く事になります。やはり重要なのは語学力。職種や業種によって求められるレベルは変わりますが、日常会話程度、コミュニケーションが問題なくとれるレベルの英語力は必須であると言えるでしょう。
とにかくマレーシアで働く手段としては「現地の日系企業に就職する」というのが最もあり得る方法です。今回はマレーシアに数多くある日系人材紹介会社の中でも、日本人の求人情報一覧や実際に紹介を受けて働いている人のコメントを見ることができるサイトを持つ、おすすめ3社を紹介したいと思います。
目次
- 桜リクルート社 マレーシア (Agensi Pekerjaan SRM Sdn. Bhd.)
- KLウイング by ジョブサーチアジア (KL-WING by Job Search Asia)
- リーラコーエン マレーシア (REERACOEN MALAYSIA Sdn. Bhd.)
1. 桜リクルート社 マレーシア (Agensi Pekerjaan SRM Sdn. Bhd.)
“迅速!丁寧!きめ細かなサポートなら桜リクルート社!”
2003年、『日本とアジアの架け橋になる』のモットーで設立された桜リクルート社。求職者ひとりひとりに親身に向き合い、時には「私自身よりも私のキャリアについて一生懸命」と言われるほど、真剣にキャリアプランを考え、求人企業とのマッチングをはかっています。
2. KLウイング by ジョブサーチアジア (KL-WING by Job Search Asia)
http://recruit.jobsearch-asia.com
“マレーシアで就職したい日本人のためのキャリア支援サイトKL-WING”
Job Search Asia (ジョブサーチアジア)は2014年の創業以来、従来のスタイルにとらわれない人材紹介の方法を模索し続けています。そこでスタートしたのが「KL-WING」。採用決定後にも内定者との継続的な面談を行うなど、アフターフォローもしっかり。
3. リーラコーエン マレーシア (REERACOEN MALAYSIA Sdn. Bhd.)
http://www.reeracoen.com.my/jp/
“経験豊富・スピード対応・各国とのネットワークを持つリーラコーエンにお任せください!”
REERACOEN MALAYSIA (リーラコーエンマレーシア)は日本で人材総合サービスを行うネオキャリアのマレーシア拠点として2014年に設立。すでに300社を超える日系企業の採用支援の実績があります。マレーシアだけではなく中国、タイ、インドネシアなど、アジア各国で人材紹介を行ってきた経験豊富なコンサルタントがサポートしてくれるのは心強いですよね。
まとめ
給料に占める家賃などの生活費が比較的安いマレーシア、海外で働きたいと一度はシンガポールに飛んだものの、リビングコストが高すぎるという理由で隣国のマレーシアに移ってくる方もいます。「今すぐ海外に出る」必要はなくとも、働いて行った先に、海外駐在であったり現地採用であったり、色々な選択肢がある。それを知っているだけでも大きく可能性は広がりますよね。日本人はビザなしでも最大90日マレーシアに滞在することが可能なので、しばらく暮らしてみて、溶け込めるかどうか試すこともできます。
アジア就職に興味があるという方、是非一度マレーシアを訪れてみてはいかがでしょうか?
筆者プロフィール
1988年、秋田県生まれ。山形大学在学中の2010年に初渡馬。マレーシアの魅力にハマり、5つ星ホテルでのインターン中に出逢ったビジネスパートナーと起業を決意。大学卒業3か月後の2011年12月に現地ローカル向け屋内遊戯施設(子どもの遊び場)とパーティルーム”Jkids Malaysia Playground & Kids Party”1号店をオープン。その後3年でマレーシア国内8店舗を展開。同社を2015年8月末にて事実上退任、心機一転新会社を設立。
同年10月にマレーシア初のファミリーカラオケ”Jparty Karaoke & Party Room”立ち上げに参画。のち『マレーシアと日本を繋ぐ』イベント&ツアー&婚活ビジネスを始めた矢先、妊娠が発覚。並行してベビービジネスを開始。2016年1月”Made in Japan”ベビー&家庭用品専門店を2店舗開店。更なる展開を目指す。