マレーシア旅行の旅費はいくらくらいかかる?
2016年6月27日 マレーシア
常夏マレーシアに暮らす私にはちょっとピンと来ないのですが(笑)、日本はそろそろ梅雨が明け、本格的な夏を迎えるころでしょうか?今年の夏休みの予定は、もうお決まりですか?最近は観光地としても人気急上昇中のマレーシア、昨年ののシルバーウィークの『海外旅行先ランク、マレーシアが1位』というニュースも耳に新しいですよね。前年同期比で宿泊予約数が7.4倍と、驚きの増加率だったとのこと。自称マレーシア観光大使としてはなんとも嬉しい話です。
ところがどっこい、ただ喜んでばかりはいられません。マレーシア在住日本人からしょっちゅう聞こえてくるこんな悩み、『友達が日本から来てもどこに連れて行ったらいいのかわからない』。たしかに…クアラルンプール周辺ってあんまり観光地ないんですよね。そこで島に飛んだり、KL郊外の町を訪ねたりするわけですが、実際いくらかかるの?飛行機等の移動や宿泊、現地での食費や観光時の費用が前もってわかったら安心ですよね。
というわけで今回は、マレーシア旅行モデルコースと旅の予算をざっくりまとめてみたいと思います。
2016年6月現在のRM(マレーシアリンギット)のレート:
RM1 = 約26円
飛行機運賃
日本からマレーシアへは、首都クアラルンプール(KL)への直行便が数多く運航されています。マレーシア発“Air Asia”をはじめとするローコストキャリア(LCC)のおかげで、今やKLは東南アジアのハブ。アジア7か国に4時間以内でアクセスできるのは現地に住む私たちにとっても大きな魅力です。それに運賃も時期やプロモーションによっては格安。
東京-KL往復(1人分)運賃例
7月17日 東京(羽田)-KL 15,900円
7月22日 KL-東京(羽田) 12,538円
空港施設使用料・空港税など含む
合計 28,438円
Air AsiaだけではなくANAも最近は日程によっては格安価格で予約することができます。予約もサイトから簡単に。ゴールデンウィークや夏休みなどのピーク時も早めに計画して予約すればとってもお得!
宿泊費
マレーシア旅行の魅力はなんといっても憧れのホテルにお手頃値段で泊まれること!オンラインホテル予約サイトのHotels.comが発表した、世界の主要都市にあるホテル宿泊料金を調査する「ホテル宿泊料金指標(HPI)」の2015年版、日本人旅行客が5つ星ホテルに支払った都市別宿泊料金が最も低い都市ランキングで、なんとKLが1位になったのです。KL中心地にあるリッツカールトンも、世界一安いと観光客に大人気。ちなみにKLの平均宿泊料金は16,425円でした(2位はカンボジアのシェムリアップ、3位はベトナムのホーチミン)。
マレーシアのホテル価格相場は、普通クラスで3,000-5,000円前後、高級クラスで1泊10,000円前後から。基本的に、安かろう悪かろうではなく、安宿でも十分な快適さを備えているのでご安心を。ランカウイ島やペナン島などの観光ビーチリゾートにある高級リゾートホテルでは、1泊20,000-30,000円前後の宿も。予算と旅の目的に合わせて、豊富なチョイスがあるのが嬉しいですよね。
食事・観光・移動等滞在費
その他で1番かかるのはやはり移動費かと思います。タクシーやウーバー、電車、モノレール、長距離バス等色んな交通手段があります。食事はせっかくなので、マレー系中華系インド系どれを食べても美味しいローカル料理を楽しんでいただきたい!フードコートなどであればお腹いっぱい食べてもひとり数百円程度。ただマレーシアは物価に比べてお酒が高いです。想定される雑費としては、海外旅行保険やWiFIルーターレンタルにかかる費用などでしょうか。どこに行くか、どんなお土産を買うか、等にもよりますが、食事・観光・移動費としては1日5,000-7,000円みておけば大丈夫でしょう。
近年、マレーシア発タクシーアプリの開発のおかげで、KLのタクシーの質と捕まえやすさが格段に上がりました。観光客でもダウンロードしてすぐに使うことができますし、シンガポールやタイなど近隣諸国でも同じアプリでタクシーが呼べる優れもの!
費用例(1人分)
クアラルンプール国際空港(KLIA)からKL市内へタクシー(約1時間) RM80 約2,080円
電車1駅 RM2 約52円
クアラルンプール国際空港(KLIA)からマラッカへ長距離バス(約2時間) RM30 約780円
屋台で夕食 RM20 約520円
瓶ビール(大)1本 RM25 約650円
フットマッサージ1時間 RM50 約1,300円
5つ星ホテルアフタヌーンティー RM85 約2,210円
屋台でマンゴー1個 RM3 約78円
旅のモデルコース
(1) KLシティステイ+マラッカ観光 3泊4日
航空券:ANAプロモーション・エコノミークラス
ホテル:KL中心地/マラッカの中級ホテル1泊RM250 約6,500円
合計:約71,700円
(2) ランカウイ島リゾートひたすらホテルでのんびりステイ 3泊4日
航空券:Air Asiaビジネスクラス
ホテル:せっかくなのでKL5つ星ホテル/高級リゾートホテル1泊RM600 約15,600円
合計:約161,800円
(3)全部満喫de格安旅 6泊7日
航空券:Air Asiaプロモーション・エコノミークラス
ホテル:バックパッカー宿1泊RM50 約1,300円
合計:約60,238円
まとめ
いかがでしたか?思ったよりリーズナブル!と思った方が多いのではないでしょうか?都会も自然も、たくさんの魅力にあふれた国、マレーシア。屋台でローカル料理を楽しむなど抑えるところは抑えて、ホテルマッサージなどの贅沢も時にはして、是非メリハリあるマレーシア旅行を楽しんでいただきたいと思います。
筆者プロフィール
1988年、秋田県生まれ。山形大学在学中の2010年に初渡馬。マレーシアの魅力にハマり、5つ星ホテルでのインターン中に出逢ったビジネスパートナーと起業を決意。大学卒業3か月後の2011年12月に現地ローカル向け屋内遊戯施設(子どもの遊び場)とパーティルーム”Jkids Malaysia Playground & Kids Party”1号店をオープン。その後3年でマレーシア国内8店舗を展開。同社を2015年8月末にて事実上退任、心機一転新会社を設立。
同年10月にマレーシア初のファミリーカラオケ”Jparty Karaoke & Party Room”立ち上げに参画。のち『マレーシアと日本を繋ぐ』イベント&ツアー&婚活ビジネスを始めた矢先、妊娠が発覚。並行してベビービジネスを開始。2016年1月”Made in Japan”ベビー&家庭用品専門店を2店舗開店。更なる展開を目指す。