世界で最も住みやすい街ランキング上位「カナダ・バンクーバー」| 現地在住者がオススメ観光スポットを大紹介!
2017年10月24日 観光スポットグルメ・レストランスポットおすすめカナダバンクーバー
こんにちは。バンクーバー在住の「みぃ」と申します。
日本から一番近い北米カナダ・バンクーバーは、世界で最も住みやすい街としても毎年ランクインされている緑と水と自然がいっぱいの街です。
近年ではお洒落なカフェやブリュワリーなども人気急上昇、ちょっと足を伸ばせばトレッキングやカヤッキングなどのアクティビティも気軽に体験でき、何より治安もいいのでそんなところが人気の理由ではないでしょうか。
その中でも観光客はもちろん地元の人にも愛されているスポットをご紹介させていただきます。
1.スタンレーパーク(Stanley Park)
バンクーバーを訪れた人が絶対に外せないのはスタンレーパークでしょう。
アメリカの旅行雑誌Travel + Leisureでは世界でも美しい公園として第2位にランクインされています。
広さは400ヘクタールですので、東京ドーム約10個分がまるまる公園に収まる広さです。
その中でも是非立ち寄っていただきたいのがシーウォールから2kmほど入ったところのトーテムポールです。
トーテムポールは元々先住民族ハイダ族など7つの部族が作ったもので、簡単に言えば家紋のようなものです。
カエル、グリズリーベア、カエルなど様々なユニークな彫刻でここには8本のトーテムポールが立てられています。
オリジナルのトーテムポールは1880年に刻まれたものですが、そちらはUBC Museum of Anthropologyに現在保管され、そちらでは先住民族の歴史を知ることも出来ます。
現在スタンレーパークにあるものは1986年くらいから復刻版として立てられた物のようです。
バンクーバーでは空港やその他の観光地でトーテムポールを見ることもできます。
このスタンレーパークは外周10km。歩いて3時間、自転車で1時間と言われていますが、お天気の良い日にはサイクリングやジョギングやウォーキングする人で賑わっています。
公園の北西に位置するプロスペックポイントも見どころの一つです。
バンクーバーとノースショアを結ぶ、全長1.5kmのライオンズゲートブリッジを挟んで右側がノースバンクーバー市、左側がウエストバンクーバー市となっており、この橋の下にはバンクーバー港(カナダプレイス)から出る豪華客船(アラスカクルーズ、ディズニークルーズ)なども通過し、ここから外洋へ出ていきます。
2. グランビルアイランド(Granville Island)
観光客だけでなく地元の人の憩いの場でもあるグランビルアイランドは、グランビルストリートブリッジの真下に位置する小さい島です。
元々は先住民が漁業地域として使用していましたが、その後工業生産地域として活性化され今ではバンクーバー最大の観光とエンターティメントのホットスポットとなっております。
敷地内にはレストラン、ギフトショップ、ビール工場、そしてバンクーバー島ビクトリア出身の芸術画家エミリー・カーにちなんで付けられた美術大学の名門エミリー・カー美術大学もあることから、小さな工芸品のお店やアートの専門店、ギャラリーなども多く点在しており、世界の芸術家が集まる場所でもあります。
2014年にはアイランド内のセメント工場の巨大なサイロの周りにはいつもカメラを向けている人が群がっており、新しいスポットにもなっています。
また、休日には大勢の人で溢れていますが、大道芸人やライブなどの路上パフォーマンスも楽しむことができます。
そんな中でもやっぱり一番人気はパブリック・マーケットでしょう。
観光客だけではなく地元の人も新鮮な食材を求めて買い物にやってきます。
BC州近郊で採れたフレッシュな果物や生鮮食材が大人気。いつも人で賑わっています。
他には専門店がたくさん並んでいます。
お買い物終わって外に出ると、、、、、。
お食事中のカモメさん。人に慣れているので、近づいてもビクともしません。
ちょうど、フードコートの外なので食には困らないようです。
そして、さらにさらに、、、。
右側にはグランビルビリッジ、左側にはバラードブリッジ。橋の下を通っているアクアバスに乗るとサイエンスワールドやオリンピックビレッジなどにも行かれます。(ちなみに私はポンポン船って呼んでます。)
グランビルアイランドからアクアバス、またはフォールス・クリークフェリーに乗って移動するのも楽しいかもしれませんね。(片道4.50ドル、往復7.50ドル※現金のみ)
バラードブリッジの向こう側に見えるのはイングリッシュベイです。
レインクーバーと言われるくらい冬の間はシトシトと雨の日が多いバンクーバーですので、バンクーバーの人たちは太陽が大~好きです。夏の天気の良い日はたくさんの人がビーチに集まります。
海水浴場ではありませんが、泳いでいる人もたくさんいます。私にはとても水温が冷たいですがカナダの人たちは全然平気!体温が高いとの話も聞いたことがあります。
ちなみにこのイングリッシュベイでは毎年元旦にポーラーベアースイム(Polar Bear Swim)と言って、寒中水泳大会が行われています。その名の通り、みんなでシロクマになっちゃおー!的なカナダらしいイベントです。
お正月に来られる方で気温5℃、水温7℃(平均)に挑戦したい方は是非・・。
3.キャピラノサスペンションブリッジ (Capilano Suspension Bridge)
バンクーバー3大観光名所の一つキャピラノサスペンションブリッジはバンクーバーダウンタウンから車で15分。都会からちょっと離れるだけで太古から続く雄大な大自然を探索することができます。
キャピラノという名前な先住民の名前であり、「美しい川」という意味だそうです。オリジナルの名前“Kia’palano”(キアパラノ)から“Capilano”に変化していったものです。
その歴史の始まりは1888年、スコットランドの土木技術者で土地開発者であるGeorge Grant Mackayが、キャピラノ川の両側に6,000エーカーの密集した森林を購入し、キャニオン壁の端にキャビンを建てました。
当初は麻のロープの橋でしたが次第に人が集まってくるようになりその後は何人も所有者が変わり、現在では全長137m、高さ70mの吊橋で年間80万人以上が訪れる観光スポットになっています。
中へ入るとそこはマイナスイオンたっぷり!ここでもトーテムポールが出迎えてくれます。
入場ゲートから吊橋は観ることができないので、どんなだろう。とドキドキしながら中へ進んでいくと結構、混んでいます。
みなさん、橋の途中で写真を撮るので渋滞しちゃいます。
休日なんかは15分待ちなんてこともあるようです。
橋から下を眺めるとこーんな感じ。自然もスリルもいっぱいです。
吊橋を渡ると中は軽いトレッキングコースのようになっていて、思わず深呼吸してマイナスイオンを吸ってみたくなります。
そして、進路を進んでいくと、2004年にオープンしたツリートップアドベンチャーが現れます。
サスペンションブリッジの中でも人気のアトラクション、ツリートップアドベンチャーは樹齢250年以上の真っ直ぐに伸びたダグラスファー(米松・Douglas Fir)に接続された高架式吊橋ですが、自然を愛するバンクーバーらしく木をそのまま利用して作られており、高さ33.5mで7つの吊橋で作られています。
もちろん自然を壊すことなく作られていますので、掛けられているダグラスファー(米松)には1本の釘も使用していません。釘やボルトがない革新的なツリーカラーシステムに取り付けられています。
そのあたりも世界のどのキャノピーウォークとも違っているところです。
緑の中の空中散歩は心も身体も癒やされますね。中には樹齢800年の樹木や小川が流れる散歩道。
週末になれば鳥やフクロウにも出会うことが出来ます。
このフクロウさん、とてもフレンドリーで鳴き声もとても可愛いんですよ。
カナダには自然の鳥もたくさん生息しています。
下の画像はその鳥の大きさを表したものですが、小さい順にHumming Bird(ハチドリ), Falcon(ハヤブサ), Ravan(カラス), Great Horned Owl(アメリカンミミズク), Canada Goose(カナダガン), Eagle(鷲)となっており、是非ここに立って手を広げて大きさを比べてみてください。
さて、キャピラノ・サスペンションブリッジのアトラクションはここだけではありません。
吊橋を戻って、左手に進むと2011年にオープンしたクリフウォークもお楽しみの一つです。
キャピラノ川を眺める花崗岩に取り付けられた狭いクリフを歩くのもスリル満点!
中には透明の突き出たガラスがあったりしますが、歩いていると吊橋よりは揺れたりしないので、見た目ほど怖くはないようですよ。
交通のアクセスですがダウンタウンから無料のシャトルバスも出ています。詳細はこちらをご覧ください。
また、冬には吊橋がライトアップされ1年中楽しめるのも人気の一つのようですね。
営業時間(季節によって異なります)
3月11日 – 4月14日:9:00 AM – 6:00 PM
4月15日 – 5月19日:9:00 AM – 7:00 PM
5月20日 – 9月4日:8:30 AM – 8:00 PM
9月5日 – 10月9日:9:00 AM – 6:00 PM
10月10日 – 11月22日:9:00 AM – 5:00 PM
11月23日 – 1月28日(12月25日は閉園):11:00am – 9:00pm
※営業時間は2017年10月現在の情報になります。
4,シートゥースカイゴンドラ(Sea to Sky Gondola)とシャノンフォール(滝)
ダウンタウンからちょっと足を伸ばせば何処へ行っても自然がいっぱいのバンクーバーですが、近年人気なのが迫力あるシャノンフォール(滝)とSea to Sky Gondolaです。
バンクーバー・ダウンタウンよりライオンズゲートブリッジを渡り、ウエストバンクーバーから海沿いを進むと壮大なカナダの自然の風景が現れます。
カナダ西部でも最も美しいドライブルート、シートゥースカイハイウェイを、車で北へ約1時間。シャノンフォールズは州立公園に指定されておりスコーミッシュ市の南側に位置しています。
シャノンフォールズとゴンドラ乗り場はトレイルで繋がっているので、セットで観光されることをオススメします。
まずはシャノンフォールズからご案内させていただきます。
公園を入っていくと・・・
滝から続く川の流れはマイナスイオンたっぷり。
水の透明度も高いですが、夏でも水は冷たく流れも早いので水遊びには不向きです。
更に森の中へ進んでいくと・・・
長さ335メートルのダイナミックな滝が現れます。
この画像はちょうど夕方に行ったので夕陽が当たって更に美しさが増していました。BC州では3番目に大きい滝となります。
そして、そこから森の中のトレイルを歩いて約10分いくと。。。。
2014年5月にオープンしたSea to Sky Gondola。
わくわく、ドキドキしながらここからゴンドラに乗り込みます。
下から観るよりも更に上に上がると。。。
サミットロッジに到着です。
パノラマビューの中のウエディングなども人気で、夏は外のパティオで生ビールも飲むこともできるんですよ。
全長100メートルのサスペンションブリッジは車椅子の方も通れる幅になっており、その先のトレイル散策も必見です。
お天気の良い日にはハウ海峡と美しい夕陽を眺めていると思わず叫びたくなりますね。
↑全貌はこんな感じです。
ゴンドラに乗らなくても歩いて登ることも出来ます。
途中にはロッククライミング用の岩場あり、ロープで伝わって登る箇所もありますが、春夏は歩いている方もたくさんいらっしゃいます。
是非、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ゴンドラ乗車券はオンラインで購入すると窓口よりも2ドル安くなります。
ゴンドラの営業時間は季節に寄って異なりますのでご注意ください。
5, ラ・カーサ ジェラート(La Casa Gelato)
元々は1982年にバンクーバーの東エリアのコマーシャルドライブ(✕18TH)にピザやパニーニ、そして12種類のシャーベットやアイスが売りの「La Casa Gelato/International Sports Bar」として営業していましたが、その後、ジェラートに焦点を置き、1994年にラ・カーサ ジェラートとして場所を移転しジェラート専門店としてオープンしました。
当時は40種類のアイスとシャーベットで地元でも注目されたお店ですが、その種類も年々増え、現在ではナント!238種のフレーバーが常に店頭に並んでおりトータルすると500種類以上のフレーバーを作れるそうで、昼よりも夜のほうが混んでいることが多いようです。
ここのジェラートは天然素材にもこだわっており、まさにナチュラルな味とユニーク素材のコラボといえるでしょう。
え?これとこれを合わせちゃう?的な驚きのフレーバーもあり、決めるまでに時間がかかること間違いありません。
ちょっとだけ驚きのジェラートをご紹介しますと、、、。
キムチ、海苔、カレー、バジル、バブルガム、ディル、ケールなどなど食べ物すべてをジェラートにしてしまうオーナーさんに脱帽です。
ちょっと、どんな味なのか食べてみたい。という方のためにどれでも試食することができます。
価格は下記の通り。
更にラ・カーサのワッフルコーンは自家製で作っている日に来店すると香ばしいいい香りがします。
アイスケーキも要望に合わせて作ってくれます。
交通アクセスはダウンタウンから4,7,10,14,16,20,22番のバスでおよそ20分位です。
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