» » 冒険家AkeykOが行く♪「世界移住計画」スーパーロコを訪ねて三千里!

冒険家AkeykOが行く♪「世界移住計画」スーパーロコを訪ねて三千里!

2018年5月17日 ロコタビ利用体験ケニアアフリカ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

みなさん、はじめまして。自由冒険家のAkeykO(アキーコ)です。

今まで訪れた国は45ヶ国。
今回は「ここだっ!」という居心地のよい魅惑の都市を探るため、4ヶ月半かけて4大陸20ヶ国を訪問。
メインテーマは、『東アフリカと中南米の今を見る』

アフリカは、タンザニア⇒ケニア⇒ウガンダ⇒ルワンダと4ヶ国をバスで陸路移動し国境越えを経験。
中米は、キューバ⇒メキシコは空路移動し、メキシコからパナマまで陸路縦断、パナマ⇒コロンビア間だけ空路移動を利用。
そして、コロンビアからブラジルまでアンデス山脈を越え陸路で縦断。

そんな命がけの大陸移動の中、ロコタビを通じて出会えた魅力的な日本人女性に各都市で助けられました。
今回の旅は、世界各国の危険都市で、たくましく輝くスーパーロコ達の存在を知るきっかけとなりました。

この記事では、無事に日本に帰国できたご報告とお礼をこめて、私が出会った現地で活躍する日本人女性ロコと、アフリカ・中南米の基本情報などを体験記にそってご紹介します!

まずはケニアで出会った、パワフルで面倒見が抜群の女性ロコから紹介していきます♪♪♪

<目次>
1.ケニアとの出会い
2.ナイロビのロコ「Finch」さん
3.体験談Ⅰ(食事編)
4.体験談Ⅱ(就活編)
5.体験談Ⅲ(生活編)
6.ナイロビの豆知識
7.ナイロビのアクティビティ&エンターテイメント情報

 

―第一希望のナイロビから就活スタート!― (第一弾 ナイロビのスーパーウーマン)

1.ケニアとの出会い

1番好きな国は?と聞かれたら、迷わず回答。 「ケニアですっ!」
さらに具体的な都市を紹介すると、首都のナイロビではなくインド洋に面した第二の都市『モンバサ』が私のお気に入り。

ケニアに最初に魅せられたのは、私がまだ23歳の時。今から17年前のこと。
幼稚園教諭になり、社会の厳しさとプレッシャーにより、繊細で世間知らずな私は見事に挫折(涙)

このままじゃ自分を見失うともがいた揚句「とりあえず暑い国に行こう!」と決めた私。
ふと思いついた「ケニア、ブラジル、ジャマイカ」の3候補の中から、一番物価の安そうなケニアを適当に選択。

覇気を失っていた23歳の私は、ナイロビからバスで8時間の距離にあるモンバサで、結果として見事にエネルギーチャージして復活。
何があったのか思い出しても、食べること、笑うこと、つまり生きるためにとにかく真剣に取り組んだだけの日々。

ケニアには救ってもらったお礼に、そろそろちゃんと恩返しをしたいという気持ちを込めて、
40歳の節目にケニアでの仕事探しを試みることに。
お気に入りのモンバサでの仕事探しは難題なので、まずは首都のナイロビで実行。


(2001年にマサイ村を訪問した時)

 

2.ナイロビのロコ「Finch(フィンチー)」さん

今回の訪問で5回目のケニア。前回の訪問からは9年間も開いてしまっている。
アフリカはアジア以上に成長が目まぐるしく、9年も経っていれば昭和と平成くらい変化しているはず。

スマホブームが来ている? モバイルマネーが主流? 田舎の人もFacebookに夢中?

現地の最新の求人情報はもちろん、経済成長や治安状況など、日本では情報収集が難しい状況で、
さらに今回は観光目的ではないこともあり、現地を知り尽くした方のサポートが必要と判断。

そこで、今回相談先に選んだFinch(フィンチー)さんのナイロビ市内にあるご自宅へと向かうことに。

久しぶりということもあり不安だらけで向かったナイロビに着くなり
「ハクーナ マターター!」というスワヒリ語のエールが聞こえる!?

そう、ディズニー映画『ライオンキング』でおなじみのセリフ。
「心配ない、大丈夫」という意味。大好きな言葉^^

Finchさんのことは公開プロフェールだけの情報で、そこまでよく知らない中で今回は協力をお願い。
定番の観光ではなく就職活動に対してどこまで頼っていいものかと思いつつも、
メッセージのやり取りから垣間見えた、彼女の人情深い人柄から期待を膨らませた私。

実際にお会いしたFinchさんはイメージ通りの女性で、
しっかり者の姉御肌を絵に描いたように凛としていて頼もしい印象。

「上司にしたい女性ランキング」では、確実に上位に入りそうな貫禄。
姉さんって呼んでいいですか?と聞こうか迷い、結局ちょっと怖くて聞けず、、 小さい私を感じる。

落ちこぼれ部下タイプ代表の私とは真逆のFinchさんに心強さを感じ、会った瞬間に安堵感で満たされる。

Finchさんはウガンダで3年生活した後、何かに呼ばれるようにナイロビに移住し今年でケニア在住7年目。
JICAやNGOなど経験や繋がりも豊富で、さらにウガンダ時代からの人間関係も大切にされていることもあり人脈の広さは抜群。

現在は自宅でシャアハウスを運営。積極的にインターン生のサポートや日本人の交流の場も作っている。
ナイロビのことなら、ケニアに住む日本人の中でナンバー1と言っても過言ではない!

甘えすぎると怒られるだろうと思いながらも、至れり尽くせりのおもてなしの日々を味わうことになる。
滞在の途中からは、「嫁にしたいランキング」の上位に浮上したFinchさん。

 

3.体験談1 (食事編) 「料理の腕前がプロ並み 」

ナイロビ到着初日は、美味しい日本食で歓迎を受ける! 初日の夕食がまさかの鍋!!

タンザニア→ケニアのモンバサ→ナイロビと日本を出発してから約3週間の貧乏移動。
久しぶりの和食で、さらに手料理というご褒美。 疲れた心も体も癒され一気に温まる私。

さらに専用のお湯シャワーのある個室ベッドルームへ♪
「ただいまー」とナイロビの中心で叫ばずにはいられない状況。

 

美味しい和食とフカフカのベッドに癒され、たっぷりエネルギーをチャージしたところで、
さっそく本題の就活をスタート!

就活を進める中で、Finchさんのたくましさと聡明さを感じる。

 

4.体験談2 (就活編) 「人脈の広さ、アイデアの多さ」

何を何からどうやって探したらいいか分からない私に、数々のアドバイスやヒントをくれたFinchさん。

・インターン生を募集している日系企業への応募
・JETROへの相談(担当者の紹介)
・JICAへの相談(傾向やニーズを教わる)
・JICAやKOICA(韓国版JICA)経験者との交流会
・自営で開業する場合の注意事項(ケニア人の特徴、金銭管理など)

私が滞在中にFinchさん主催の交流会が開催され、JICAで活躍する女性、KOICAの韓国の方々、
また戦場カメラマンなど普段ではなかなか出会うことない貴重な出会いをたくさん経験する。

 

そして『ジンクス』を発見!!

Finchハウス出身者(滞在経験者)は、東アフリカの各都市で起業し活躍しているらしい?
そう、このFinchシェアハウスは「アフリカ起業家の登竜門」になっている!

ということは、私もいずれアフリカで、このケニアで小さくても何かしらの風を起こすことがでできるということか!?
自分次第だ! だから諦めるなAkeykO(アキーコ)!!

Finchさんからは手取り足取りではなく、自分で考えて動くことも教わる。

「アフリカの最大の魅力は人」
「アフリカ人、ケニア人が輝いてこそ自分たちがここにいる意義がある」
「できない・わからないではなく、やれることから実行する姿勢が大事」

今回私がFinchさんから、ケニアから学んだこと。

「本気でケニアに住みたいなら、働いて生計を立てたいなら、必ず道はある」
「人の出会いは貴重で、人脈から可能性が広がる」
「誰よりも何よりもケニアに愛情があれば恐れることはない!」


(ナイロビのスラム街)

 

そして、厳しい中にも優しさにあふれているFinchさん。
日本人が安心して無理なく生活できる環境作りに余念がない。

 

5.体験談3 (生活編) 「充実のシェアハウス」

基本ランチも手料理で、馴染みがありバランスの良いアジア料理が振る舞われる。
ある日の献立は、鳥レバーの炒め物、砂肝炒め、さらに韓国流コラーゲンたっぷり豚の脂身にもやしナムル。
さらに口直しにさっぱりのセロリの漬物、、、とにかくバラエティー豊富♪

 

こんな美食が生まれるキッチンもご紹介~
日本の調味料もほぼほぼ揃っていて、「ここ本当にアフリカっすか?」と目を疑う充実したキッチン。

 

たまに外食~
ナイロビで一番美味しいお魚専門のレストランを教えてもらう♪
美食家Finchさんのおすすめレストランだけあって、ケニア料理のイメージが壊れるくらい超絶品!

トウモロコシの粉で作る“ウガリ”という主食に、葉物野菜(ケール等)の付け合せとメイン料理が定番。
私は煮魚をチョイスしたが、一口もらったFinchさんがオーダーした揚げ魚の方が美味しかった―(涙)
次回は絶対にフライドフィッシュ★にするぞ!

 

【ナイロビ 豆知識】

◆ナイロビの気候
・標高約1600mに位置していることもあり、意外にも比較的冷涼
・寒い時期(7月8月)は16℃くらいと肌寒い >_<
・寒期でなくてもコートやジャケット姿のケニア人をよく見かけた

◆スマホ人気
・スマホ普及率が9割近い
・モンバサのど田舎でも、村の人たちはスマホを所有
・お家に水道や電気はないのに、スマホは持っている!

◆タクシー事情
・Uberの導入で、ぼったくりタクシーのイメージを払拭
・安心して夜間帯でも外出がしやすくなる
・外国人だけではなく地元のケニア人のタクシーの利用率も上がっている
・ニーズが増えた分、ドライバーの数も増え、雇用が生まれている現状

◆オンラインショッピング
・JUMIAという大手オンラインショッピングサイトがある
・ナイロビ市内は配送料無料
・住所がない場合は、目印を決めて配達してくれる

 

引き続き快適なシェアハウスをご紹介~

Finchハウスでは、ケニアでは珍しく家庭用インターネット契約もしている?
自宅で無線LANが利用可能!! 日本と同じネット環境でネットサーフィンもサックサク♪

◆リビングルーム

◆Finchハウス周辺の治安
比較的治安のいい住宅街にFinchハウスはあるので、昼間であれば女性でも安心して外出可能。
タクシー以外にも公共バスの便もよく、日中であれば女性一人でもバス移動も問題ない。

【注意事項】
1)アクセサリー・スマホは引ったくりの材料になるので身に付けない/手に持たない
2)手荷物や貴重品にも常に注意が必要
3)夜間の女性の一人歩きは厳禁

 

気分転換に、Finchさんに誘われて近所の八百屋さんへ♪

スーパーより新鮮でリーズナブルでオススメらしい^^
マンゴーは1つ45円で十分安いけど、3つまとめ買すると110円に!? 安い!

問題の味はと言うと、濃厚で甘くてジューシー♪♪♪ 文句なし!

 

ちなみに、ケニアのおやつの定番はピーナッツ♪ ※ナイロビはこの量で1袋10円でちょっと割高。
ほんのり塩味で食べ始めたら止められない止まらなーい!

 

7.ナイロビのアクティビティ & エンターテイメント情報

ナイロビには計9日間滞在。途中、仕事探しがなかなか思うように進まない厳しい現実を味わう、、、
そんな就活の合間に、ホットヨガで気分転換♪

Finchハウスから徒歩10分のところにあるモールに、お気に入りのホットヨガスタジオが!
※日本にも同じスタイルのホットヨガスタジオが有る

◆『ビクラムヨガ』
※10日間トライアルで2000シリング(約2200円) つまり1レッスン220円? 安い!

ここも本当にケニアなの??? と思うほどオシャレなスタジオ♪

 

危険な都市ランキング上位に君臨するナイロビ。
でも娯楽(エンターテイメント)も忘れてはいけない!!

週末はFinchさんに連れられて音楽フェスへ♪♪♪

◆タイミングよく野外フェス開催 『主役は完全に女の子』 個性派アーティストが勢ぞろい

◆外国人に大人気のナイトクラブ 『日本人女性のトランペット奏者エミさんが大活躍』
アフリカンミュージックを味わうには最高のクラブハウス♪

 

今回は結果的に仕事は見つからずナイロビ滞在は終わる。
それでもケニアの成長を自分の目で確かめ、そして今のケニアに触れることができたという小さな手応えを得る。

とりあえず、気になった国や都市に行ってみる・触れる・探る、そして現地で活躍する先輩から話を聞く、
その第一歩としては自分に合格点をあげたい。 ちょっと自分に甘いかな?

 

―最後に―

大自然にトロピカルフルーツ、そして陽気で温かいケニア人。
懐かしさと居心地の良さは相変わらずで、何よりも自然体でいられる国『ケニア』
9年ぶりに訪れて、「やっぱりここが大好きだー」と再確認できる貴重な時間を過ごせました。

そしてFinchさん、あなたはまさにスーパーロコです!
シェアハウスのジンクスが更新できるよう日々精進します /^_^

 

 

次回第二弾は、ケニアのお隣の国「ウガンダ」で出会った強烈キャラの肝っ玉母ちゃんが登場!
Finchさんからもすごい女性とは聞いていたが、ここまでのキャラだったとは! 乞うご期待 ^_^/

 

・ケニアのロコ一覧
https://locotabi.jp/kenya

・ナイロビのロコ一覧
https://locotabi.jp/nairobi

・ケニアのサービス一覧
https://locotabi.jp/kenya/services

ロコタビに無料登録する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ロコタビブログのトップに戻る