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1世紀を経て今も人々が集うパリのシンボルギャラリー ”グランパレ”の魅力を体感しよう!

2014年10月16日 パリ

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パリの中心にそびえ建つ大きな丸いガラス屋根。
1900年のパリ万博のために4人の建築家によって建設されたグランンパレは100年以上の月日をパリのアート、世界の芸術の発信地として重要な役割を果たしてきました。
現在はファッションショーや美術展、展覧会、科学技術博物館などに使用され、グランパレの持つ多様な機能性も他にはない特徴です。

グランパレの最大の特徴、ガラス屋根が美しい!

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高さ43メートルの鉄筋構造のガラス屋根はこの建物の最大の特徴です。19世紀末の素晴らしい鉄骨建築の技術をよく表していると言われています。

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それにしてもこの屋根、建物内側から空の光を感じる独特な空間に感動します。

ボザール建築の典型例、大胆なアールデコの装飾がとても美しいんです。

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この装飾の迫力、歴史、そして大きさ。
これはちょっと日本では体感できないものではないでしょうか。
これが100年以上も前にどう造られたのか、眺めていると興味はつきません。

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パリコレクションの会場にも使われているんです。

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パリといえばファッションの中心地。CHANELやメゾンのコレクションが度々行われてきた会場でもあるのです。美しい芸術と建
築、モードの相乗効果も素晴らしいですね。

グランパレ・ナショナル・ギャラリーとしての美術館

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もちろん、美術館としての活躍は最も有名なもの。1959年から本格的に改装されナショナルギャラリーとして国際的な特別展覧会
等が行われるようになりました。
フランス国立美術館連合によって企画される世界の絵画やカルチャー、アートの非常に質の高い企画展が開催されています。

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これは2014年春に行われたILYA ET AMILIA KABAKOV展の時の展示の様子です。
作品自体にも迫力がありますがグランパレで見る作品との融合もとても素晴らしいものです。
アート好きには必見の場所なんです。

科学技術博物館「発見の殿堂」

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1937年にノーベル物理学賞の物理学者による展示をきっかけに翌年よりグランパレ館内で科学博物館として開館される事になりました。物理学、天文学、化学、数学、地質学、生物学などの様々な常設展示がされています。
ツァイス型のプラネタリウムもあります。

【スポット情報】
GRAND PALAIS, GALERIES NATIONALES
住所:3, avenue du Général Eisenhower
75008 Paris,フランス
電話: 33 (0)1 44 13 17 17
公式HP:http://www.grandpalais.fr/

いかがでしたか?
見どころ満載のグランパレ。芸術に興味のある人にはもちろん、ファッションや世界の展示会、化学や建築まで様々な分野での楽しみ方が出来る素晴らしい建物だと思います。
みなさんも芸術の秋、パリに訪れた際はぜひ五感で体感して下さい。

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