【ユーザーインタビュー】現地のリアルを知ったロコさんと巡る、一味違ったクアラルンプール旅行
2018年10月10日 現地案内・送迎・相談などユーザーインタビュークアラルンプール
ロコタビは、海外在住日本人(ロコ)が旅のお手伝いをしてくれるサービスです。案内や、ビジネス通訳、食事の、現地でのサポートなど、自分のしたいことを自由にロコにお願いできます。
今回は、マレーシアの首都クアラルンプールへ「現地に深く触れる旅」をしに行ったというhitomiさんに、お話をうかがいました。ロコさんのサポートがあったからこそ知れたことがたくさんあったそうですよ。
ロコさんとの出会いが「いつもと違う」海外旅行を叶えてくれた
| 今回は、なんだか一風変わった旅を計画されていたとか?
そうなんです!今年から本格的に趣味として海外旅行に行きはじめたんですが、今回は一人旅ということもあって、「いつもと違うことがしたい!」と思って。そう考えた時に、いつもの海外旅行でする以上に、現地の文化や風習に深く触れてみたくて、現地の料理教室に行こうと思い立ったんです。実は私自身も、不定期ですが料理教室を開いていて。料理がその土地に触れるツールであることを知っていましたし、なにより自分の力になるなとも思ったので、「海外旅行で料理教室に参加しよう」と今回の旅を計画しました。
< hitomiさんの今回の旅計画 >
利用都市:マレーシア クアラルンプール
利用目的:一人旅。現地の文化や風習に深く触れたい
課題:英語でのコミュニケーションに自信がない
依頼概要:マレーシア料理教室の予約と通訳
| 海外旅行で料理教室とは、確かに珍しい!そもそも、そのようなプランは見つかるものなのでしょうか?
いや、なかなかなかったですね。私自身、海外旅行で料理教室に参加したいと計画を立てたものの、若干諦めていた部分もあったくらいなので…。でも以前、別の国に旅行に行く際に現地の情報を調べようと思ってネットで検索したらロコタビが出てきて、「こんなサービスがあるんだ!」となったのを思い出して。試しに料理教室で調べてみたら数件ヒットしたので、メッセージの返信の速さと評判の良さから、Angieさんに料理教室の予約から当日の案内までお願いすることにしました。
| 今回の料理教室では、何を作られたのですか?
「チキンレンダン(写真右)」と「パイナップルペジャリ(写真左)」という、地元で普段から食べられている料理を作りました。どちらもカレースパイスが効いた料理で、非常においしかったです。
| 料理作りを通して、現地に深く触れられましたか?
はい。また料理教室以外のシーンでも、現地のことをちょっと知ることができたなと思うことがあって。料理教室でデザートに「あたたかいタピオカ」が出てきたんです。クアラルンプールがあるマレーシアは暑い国。それなのにあたたかいデザートが出てくることに驚いて。でもよくよく話を聞くと、冷房で身体が冷えるのを防ぐために、体を芯からあたためるスパイスを使った料理を食べる習慣があるそうです。意外でしたが、「確かに!」と納得させられましたね。
それから、料理教室が終わった後に、Angieさんに現地のインド街に連れて行ってもらったんです。そこでAngieさんがプライベートの買い物をされていて。その姿をみて、「ここでは、こういう支払い方をするんだ」ということを見て学びました。
| 支払い方を学ぶ?
現地に行ってはじめて分かる、その土地のルールの1つに「支払い方」があると思っていて。現地に行くまでは意識もしませんが、いざ買い物をしようとなると、勇気が必要なポイントですよね。現地の人のリアルな行動を見ることは、次回訪問時に役立つなと思ったんです。料理だけでなく、現地の人とその土地を巡ることで見える、その土地の文化や風習がありました。
常に先読み!間合いも絶妙な通訳が生み出す自然なコミュニケーション
| 失礼を承知でお尋ねしますが、現地での言語コミュニケーションには自信があったのでしょうか?
いえ、全く(笑)。だから今回ロコタビを利用したというのが大きいですね。料理教室に参加するのに、言語の壁があったら、レシピもわからないですから。スムーズなコミュニケーションを可能にするため、通訳をお願いできる人で、かつ現地の料理教室のことにも詳しい人を探していて、Angieさんというピッタリな方が見つかって。
| 料理教室の通訳となると、即時性のあるコミュニケーションが求められそうですが、Angieさんのサービスはいかがでしたか?
大満足です!即時性はもちろんなんですが、とにかく私の質問の先読み力がすごい!私が疑問に思っているだろうことを、Angieさんが料理教室の先生に先回りして聞いてくれているんですよ。しかも、日本の食材ならこれで代用できるなどの、プラスアルファの情報も聞いてくれて。私自身、事前にいくつか質問を用意していたのですが、それが必要ないくらいでしたね。あと、通訳でありがちななんとも言えない “間” も少なく、コミュニケーションにストレスを感じることはありませんでした。
たぶん、このストレスのないコミュニケーションを可能にしているのは、Angieさん自身の通訳力はもちろん、人脈もあると思っていて。というのも、料理教室の方は知り合いの方だったので、普段通りに近いコミュニケーションを可能にしていたのだと思います。さらに後日、レシピを翻訳してメールで送ってくれるアフターサービスまでしてくれて。本当にありがたかったです。
| 普段から現地に根付いて人と繋がるAngieさんだからこそできる、通訳だったのでしょうね。
そうですね。実際にAngieさん自身も、現地の市場調査に出かけることも多いそうなので、人とのつながりはあるかもしれないです。
あとは、Angieさん自身のお人柄がとにかく魅力的で。私も終わってしまえば楽しい旅だったと言っていますが、実際に現地に行くまでは、少なからず不安があったんです。でも、そんな不安が一瞬にしてなくなってしまうほどに、話が止まらないんです!はじめて会った気がしないとすら思いましたね。Angieさんが知っている現地ならではのお話は、聞いているだけで楽しくて。なにより、お会いした時にきちんと自己紹介をしてくれたんです。はじめてお会いする方に心を開いてもらえているという安心感があったからこそ、今回の旅を楽しめたのだと思います。ちなみに待ち合わせ場所も、ツインタワーの下層階にある日本でもお馴染みのISETANだったので、英語が話せなくても困りませんでした。このような細やかな配慮がうれしかったですね。
ロコタビは、現地とのつながりのきっかけをつくってくれる
| ロコタビで見つけた、「海外旅行で料理教室」は楽しめましたか?
楽しめました!まだ実現はできていませんが、現地のスパイスが手に入ったら、日本でもクアラルンプールで作った料理を再現したいです。
また今回は、連れて行ってもらったインド街でお買い物をしていないので、次回クアラルンプールに行く際は、Angieさんのおすすめショッピングスポットに行こうと思っています。もちろん、Angieさんのご都合が合えばまた同行をお願いできたらなと。
| 最後に、ロコタビをすすめるなら、どのような方におすすめしますか?
Angieさんのようなロコさんにお願いするのなら、それこそ私みたいに、現地に深く触れられる体験をしたいと思っている人はうってつけかと。また、Angieさんは現地の市場調査もされています。だから、マレーシアでビジネスを展開したいという方は、現地のことを知るためにロコさんのサービスを活用するのも手ではないでしょうか。
今の時代、現地でなにかしらの活動している人を探したりつながったりする手段は、SNSやブログなど、たくさんあると思います。しかし、その情報が信頼できるかと言ったら、そうではないこともあるわけで。そもそもそこに来てくれるかどうかもわからないし、求めているスキルに見合うかどうかもわからない。その発信源の情報が古い場合だってあります。なによりそのサービスを受けるにあたっての価格が不明瞭ですよね。どれくらいのお礼をお渡しするべきなのかがこちらにゆだねられているという難しさがあるので、ロコタビのように、ロコさん側からサービス価格が提示されていることは、旅行の計画を立てる上でも信頼の上でも安心感があると思いますよ。
<インタビュー・文=クリス(@qris_)>
素敵なお話、ありがとうございました!
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