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【ユーザーインタビュー】世界から注目される選手から深いインタビューを引き出したい。通訳のロコさんのおかげで場が和やかに。

2020年2月25日 アラブ首長国連邦ロコ旅ロコタビ利用体験ビジネス利用ユーザーインタビュードバイ

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今回インタビューにご協力いただいたのは、パラスポーツをはじめ、スポーツ関連の記事を中心に執筆するフリーライターの吉田直人さん。

2019年11月にドバイで開催されたパラ陸上の国際大会で、世界から注目される選手にインタビューすることになったそうです。しかし、取材が急に決まったこともあり、準備の時間はほとんどありませんでした。そこで、ドバイで活動するロコのタロウさんにインタビュー通訳を依頼。

インタビュー当日は、キャビンアテンダントを本業とするタロウさんのきめ細やかな気配りに助けられたといいます。吉田さんが体験したロコのインタビュー時の通訳、当日現場はどんな雰囲気だったのかについて伺いました。


<吉田さんのロコタビ利用計画>

利用都市:ドバイ
利用目的:インタビュー
依頼概要:インタビュー時の通訳
今回依頼したロコ:タロウさん
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世界から注目される選手により深く話しを聞くために通訳を依頼


Image by Viktar Masalovich from Pixabay

――ロコタビを利用したのは、インタビューでの通訳だったと伺いました。どのような経緯で取材することになったのでしょうか?

 

今回インタビューしたのは、世界記録を持つ実力者で、多くの人から注目されている選手。2018年8月に開催された国際大会など、以前から選手の動向は追っていました。その中で、義足への考え方や今後成し遂げたい未来など深く話を聞いてみたいと思っていたところ、選手が所属するチームのスタッフから「選手に直接インタビューをしてみませんか?」と声をかけていただき、今回の取材が決まりました。

 

――世界から注目される選手なのですね。どのくらい前から準備されていたのですか?

 

実はインタビューができると聞いたのは、インタビュー当日の2日前でした。もともとは自分で大会後の囲み取材で話しを聞こうと思っていたのですが、チームスタッフの助けで急遽インタビューができることに。世界的にも注目される選手から、さらに深く話を聞きたいと思い、急遽「ドバイ通訳 英語 日本語」で検索をかけて、通訳をしてもらえそうな方を探しました。

 

――急なお話だったのですね! すぐにロコタビにたどり着いたのでしょうか?

 

検索をしたら、すぐに出てきました。ドバイで通訳として活躍されている方のなかでも、特にビジネス英語が堪能な方を探し、出てきた2人にメッセージを送信。急いでいたこともあり、翌日の早いタイミングで返信をくださったタロウさんにお願いすることにしました。

――ご自身でインタビューする選択肢もあったかと思いますが、なぜ通訳を依頼しようと思ったのでしょうか?

 

囲み取材程度の短い時間であれば自分だけでも良いのですが、一対一のインタビューで相手の話を聞いて質問を考えて、英語で文章にすることは容易ではありません。いつもは準備期間があったので、事前に英語が堪能な知人に質問文を考えてもらったり、添削をしてもらったりと対策をしてから臨むのですが、今回はそんな時間はありませんでした。そこで、自分はインタビュアーとしての役割に集中できる環境を整えようと思って、通訳を依頼しました。

 

アテンドを本業とするロコの気配りに助けられた

Image by Free To Use Sounds

――インタビュー前にタロウさんと打ち合わせなどはしたのでしょうか?

 

別途時間を設けてはしていませんが、メッセージ上と当日に事前の情報は共有するようにしました。選手を取り巻く環境やバックグラウンド、競技の特徴等、インタビューに必要となりそうな知識は事前にお伝えしていました。

 

――そのときのタロウさんの反応はいかがでしたか?

 

義足の英語の確認や、私から伝えた内容に関する質問など、積極的に疑問を投げかけてくれました。熱心にメモを取ってくださり、安心感を覚えました。

また、私が以前から同じ選手を追っていて、2018年の国際大会で囲み取材をした旨を話したら、タロウさんから「それでしたら、去年もあなたの競技をみていましたと伝えたほうがアイスブレイクになりそうですね」と提案をしてくださいました。実際のところ、この話を出だしでは出せなかったのですが、タロウさんの機転で途中にいれてくださり、朗らかなインタビュー現場になりました。

 

――それはありがたいですね。この話をした際、選手はどのような反応でしたか?

 

表情が明るくなりましたね。2018年の国際大会は日本人が出場しない大会だったで、日本のメディアが行くことはほとんどありませんでした。だからこそ、私がベルリンまで来てくれていたことに驚いていたようでした。囲み取材で話したことは覚えていないとは思いますが、嬉しそうな表情を見せてくれましたよ。

 

専門性よりも助かった、人柄の良さ

Image by Niek Verlaan from Pixabay

――タロウさんに通訳を依頼してみて、どのような感想をお持ちになりましたか?

 

今回のインタビューは障がい者スポーツに関する内容なので、タロウさんにとっては専門外の分野。それでもインタビュー中に動じていなかったことは印象に残っています。分からないことはしっかりと聞き返してくれたりと、馴染みがない分野でも普段通りの対応をされていました。こうした姿を見て、専門性よりも人柄が大切なのかなと思いました。

 

――人柄ですか?

 

たろうさんの本業は、キャビンアテンダント。普段からホスピタリティーの最前線にいる職業だからか、細かなところにも気がついて提案してくださいました。容量がよく、明るい方で、コミュニケーションを取る中でも人柄の良さが滲み出ていたと思います。

 

お願いしたい内容を的確に伝えることの重要性

 

――初めてロコタビを使ってみて、どのように思いましたか?

 

インターネットを使って人を介するサービスを使ったのは初めての体験でした。今回私が求めていたのは、ビジネス英語ができる通訳者。サービスを使う前に直接会わないからこそ、プロフィールから受け取る印象は重要なのかなと思いました。

 

――これから取材の通訳として検討される方もいらっしゃると思います。そんな方にメッセージをお願いできますか?

 

インタビューにあたって、どんなことでお願いしたいのかを最初に伝えることが大切だと思います。私の場合、事前に「向こうからの回答は全部訳さなくても良いので大まかな内容を教えてほしいです」とお伝えしていました。時間は限られているなかで、できるだけ詳しく話を聞きたいので、何をしてほしいかを明確にお伝えするようにしました。

また、取材対象者の情報や引き出したいこと、どんな話が出るかを事前に伝えることで、ロコさんも事前に調べごとができたり、質問を考えたりする時間が増えます。このように一緒に協力しながら、取材が可能となります。急遽取材が決まっても、安心につながると思いますよ。

 

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