» » パリのカフェを楽しむために知っておきたいルールとマナー

パリのカフェを楽しむために知っておきたいルールとマナー

2014年10月4日 パリ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Photo Credit: flyone

Photo Credit: flyone

「パリに旅行に行ったら、やっぱりカフェに入らなきゃ」と言う人も多いことでしょう。
パリでは人々の生活に根ざしているカフェですが、そこにはわれわれ日本人が知らないような暗黙のルールがあります。
今回は、パリでカフェに行く前に知っておきたいルールやマナーをご紹介します。

パリ在住日本人ガイドが旅のお手伝い | ロコタビ
パリのQ&A(現地在住者に質問してみよう)

●席で料金が違う

フランスのカフェの席には、大きく分けて3種類あります。
外のテラス席、店内のテーブル席、そして店内のカウンター席です。
このうち、コーヒーいっぱいを頼んだとしてもっとも高い料金を取られるのは、外のテラス席なのです。
それはなぜかと言うと、場所代と手間賃ということがいえるでしょう。
お店の人からしても、カウンターで受け渡しをしたほうが楽であり、テラス席までわざわざ行くのは面倒と言うもの。
その手間が料金に反映されているのです。
でも、そのお金さえ払ってしまえば、コーヒーいっぱいで何時間粘ろうと構いません。

Photo Credit: zoetnet

Photo Credit: zoetnet

●ギャルソンごとに担当のテーブルがあります

一見乱雑に並んでいるように見えるカフェのテーブルですけど、実はそれぞれテリトリーがあります。
それぞれのテーブルには、それぞれ担当のギャルソンがいるんです。
椅子に座ると、そこの担当のギャルソンがサッと来てくれる…とは限りません。
おしゃべりに花を咲かせていてなかなか来ない場合もあれば、忙しくでなかなか来られないという場合もあります。
だからと言って、他のギャルソンを呼んだとしても来てはくれないでしょう。
最近では、そういったカフェも少なくはなってきてますが、頭に入れておくといいでしょう。

Photo Credit: zoetnet

Photo Credit: zoetnet

●禁煙

昔は、カフェの店内に入ると店内はタバコの煙が充満しており、テラス席でもタバコの煙をくゆらせている人がいました。
しかし、世界の潮流なのか、フランスのカフェでも禁煙と言うことになりました。
それでも、自由を重んずるフランス人は、そんなお達しにもびくともしません。
パリのカフェに行って見ると、テラス席でタバコを吸っている人は健在。
カフェによっては、金銭席と喫煙席が分かれているところもありますが、禁煙席の札も自由に店員が取り外してしまう始末。
でも、観光客は一応禁煙したほうが身のためですよ。

Photo Credit: derekskey

Photo Credit: derekskey

●パンは無料

パリのカフェでは、意外とフード系メニューも充実しています。
その中でも、軽食として人気なのがオムレツとステーキです。
ステーキにはフレンチフライがつくことが一般的なのですが、さらにフランスパンもつくことが当たり前です。
それはもちろん、オムレツでも同じことです。
特に説明もなく置かれるので、「パンはいくらなんだろう」と考えてしまいますが、心配ご無用。
パンは料金に含まれているんです。

Photo Credit: Mike_fleming

Photo Credit: Mike_fleming

以上、パリのカフェを楽しむために、知っておきたいルールをご紹介しました。
パリではもちろんカフェに行くべですが、是非今回ご紹介したポイントをおさえてから行ってみてください。

パリ在住日本人ガイドが旅のお手伝い | ロコタビ
パリのQ&A(現地在住者に質問してみよう)

ロコタビに無料登録する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ロコタビブログのトップに戻る