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【私のオトナ留学】アルゼンチン独特のスペイン語

2018年2月21日 タンゴ留学アルゼンチン

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こんにちは。

南米、アルゼンチン共和国の首都ブエノス・アイレスでタンゴを勉強しながら
タンゴダンサーとして活動しているあかねです。

「私のオトナ留学」今回は、アルゼンチン独特のスペイン語についてご紹介します。

スペイン語って種類があるの?

日本でスペイン語を勉強しようとすると大概、スペインで話されているスペイン語を習うことになるのではないでしょうか。
スペイン語は、実はヨーロッパのスペイン王国だけでなく、世界の21の国や地域で公用語として使用され、中国語や英語に次ぐ母語人口を誇っています。そして多くの地域でスペイン語が話されるのは、1492年のコロンブスの新大陸発見の歴史から繋がっています。

ブエノスアイレスで使うスペイン語

日本の中でも日本語にたくさんの方言がある様に、国を跨ぎ、大陸も違う場所で使われるスペイン語は、基本のベースを残しつつも独自の言い方や単語が使われています。

その昔、スペインやイタリアから海を渡って南米のアルゼンチンに辿りつき、他のヨーロッパ諸国の文化とも入り混じって使われてきた、アルゼンチンのスペイン語もまた「アルゼンチン語」と揶揄されるほど、独特のスペイン語を話します。

動詞の活用

スペイン語では、「動詞」を使うとき、その主語が誰なのか、によって人称代名詞が変化します。

例えば、「食べる(Comer)」という動詞に関して、
「私」が食べるのか
「あなた」が食べるのか
「あなたがた」が食べるのか。

人称代名詞が変わると「Comer」の単語も変化します。

現在形で例を挙げると

私が食べる時は「como」
あなたが食べる時は「comés」
彼や彼女が食べる時は「come」
私たちが食べる時は「comemos」
あなたがたが食べる時は「comen」

また、動詞は文法の中で、状況によって変化し使い分けて話ます。

例えばその動詞を使う状況は

現在なのか
過去なのか
未来なのか
直接法なのか
接続法なのか
命令形なのか。。。など。

単語にもよりますが、「食べる」という単語の場合、
人称代名詞の変化と、動詞の使う場面の変化を合わせると、なんと60種類の変化があります。
これを各動詞ごと、覚える必要があります。

「食べる」という単語を覚えるだけで一苦労です。

 

人称代名詞

話を戻すと、スペインのスペイン語では人称代名詞が6段階です。

それに対しアルゼンチンで使う活用は5段階です。覚える活用が一つ減ります。
ちょっと得した気分です。

 

「私」のことをスペイン語では、「YO(ジョ)」といいますが、
同じ「YO」を使いながらもアルゼンチンではジョとは鈍らず、「ショ」と言っています。

「なんだか江戸っ子っぽいな。」とアルゼンチンに来た当初は感じましたが、今では「ジョ」と鈍ると少し気持ちが悪いです。

 

単語の違い

また、スペインや他スペイン語圏の地域とでは単語が違う場合があります。

身短かなところでフルーツで例えると

スペイン→アルゼンチン

  • いちご      Fresas(フレサス) →Frutilla (フルティージャ)
  • バナナ      Plátano(プランターノ)→ Bananá(バナナ)
  • パイナップル   Piña (ピーニャ)→ Ananá(アナナ)

他にもいろんなスペイン語圏内の単語の違いについて動画をご紹介します。

同じスペイン語を話す地域でも違いがあるのはわかりましたか?
「えー?そんな言い方するの?信じられない!」という雰囲気がそれぞれの国で出ていましたね。

ブエノスに来たばかりの頃、イチゴを買おうと八百屋さんに行った時。
スペイン語がわからない私は、スペイン語辞典でイチゴの単語を調べて八百屋さんで
「Quiero fresas!(キエロ フレサス)」(いちご 欲しい!)と
片言のスペイン語で伝えましたが、わかってもらえませんでした。

仕方なく、イチゴを指差して「アレ!」(日本語)でいうと
「Eso es frutilla (エソ エス フリティージャ)」(それはイチゴだ。)と 直されました。
イチゴがアルゼンチンではfresasではなくfrutilla という事をその時まで知りませんでした。

ちゃんと調べてきたのに、何がいけなかったのか、スペイン語辞典が間違っていたのだろうか。。
と一人不安になった一件でした。

ブエノスアイレスのスラング

ブエノス・アイレスにはスラングの「ルンファルド」という更に独特の言葉があります。

例えていうならば、ひと昔前の業界用語で
「お寿司を食べに行かない?」を「シースー行かない?」という言葉がわかる方!それです。

この日本で使われる業界用語も実はブエノスアイレスのスラング(言葉遊び)からきているとか、いないとか。

タンゴのことをボルテーニョはひっくり返して「ゴタン」と言ったり、タンゴの歌詞に出てきますが女性のことを「ミーナ」と言ったり、タバコを「プッチョ」と言ったりスペイン語ではない言葉を使います。
ポルテーニョの仲間と話す時には、スペイン語にプラスしてこのルンファルドも使えると上級者です。

これは、アルゼンチンのブエノス・アイレスで使われているので、他のスペイン語圏やアルゼンチンの地方に行ってしまえば、なんの事を言っているのかまったくわからない人もいます。

最後に

さて、日本で留学前にスペイン語をまったく勉強せずに来てしまった私は
ブエノスアイレスでとてもとても苦労しました。

ぜひ、今後留学を検討されている方は、少なくとも半年、一年以上前からスペイン語を勉強しておくと良いのではないかと思います。
もちろん、アルゼンチンのスペイン語ではなくスペインのスペイン語でも構いません。
スペインとアルゼンチンでは違う単語があって、若干違う言い回しのころがあるということを把握しているだけで大丈夫。
あとは、アルゼンチンで学べばいいのです。 移民の多いアルゼンチンでは、たとえ上手に話せなくても一生懸命自分の意思や気持ちを伝えることがとっても大切です。

1日でも多くスペイン語に慣れ、知っている単語をひとつでも増やしていくことが、言語というコミニュケーションツールを使いこなす上達の近道だと思う毎日です。

 

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