【私のオトナ留学】ブエノスの地下鉄とバスの乗り方
こんにちは。
南米、アルゼンチン共和国の首都ブエノス・アイレスでタンゴを勉強しながら
タンゴダンサーとして活動しているあかねです。
「私のオトナ留学」今回は、「ブエノスの地下鉄とバスの乗り方について」ご紹介します。
地下鉄とバスの乗るには
ブエノスでの交通手段では、市内を地下鉄と24時間動いているバスが便利。
24時間と言っても夜のバスは危ないので、利用する場合は十分注意してください。
Subeの購入
地下鉄やバスに乗る際には、「sube」と呼ばれるカードが必要です。
街中のキオスコ(売店)などでsubeを販売している店舗を探し、事前に購入します。
また購入した後は、カードにお金をチャージしないと使えません。
だいたい100ペソ〜200ペソ入れておけば数日乗り降りできます。
日本のpasmoと一緒で、改札で支払う時に残金が表示されます。
地下鉄に乗ろう
ブエノス・アイレスを走る地下鉄は、「subte(スブテ)」と言います。
日本最古の地下鉄である、銀座線のモデルにもなっており、車両の企画サイズが一緒のため、
日本の地下鉄車両のお古の車両も走っています。
2018年4月現在、走っている線はA線、B線、D線、C線、E線、H線、P線。
今後、増えていく予定があります。
乗り方
日本の地下鉄と乗り方は変わりませんが、時刻表は見かけません。
改札を「Sube」を使って入り、ホームまでおります。
ホームに行き先の表示が出ているので、乗車する電車の終点駅を確認してからホームに向かいましょう。
*地下鉄の注意点*
降りる時は、なるべく到着前に出口付近で待機しましょう。
入り口付近にいると
「vajas?」(バッハス?)「降りますか?」
と他乗客によく聞かれます。
「si!」(スィ!)「はい!」
と降りる場合は、答えましょう。
地下鉄は乗り降りを待たずにいきなりドアが閉まる事もあるため、みんな駅到着前に降りる準備をしています。
準備中の人はあなたが降りるから出口付近にいるのか、ただ席がないから出口付近にいるのかを確認しています。
スリが多いので、荷物は前に持ちガードしておきましょう。
大切な物をガードする、というよりも大事な物がどこにしまってあるかわからないという方が
スリ対策としては良いと思います。
お年を召した方や妊婦の方、小さな子供には席を譲りましょう。
日本よりもこの譲り合いが大切なマナーです。
みんな率先して、我先に、と席を譲ります。
携帯を見てて知らんフリとかは、かなり恥ずかしい行為です。
地下鉄内の物品営業には落ち着いて対応しましょう。
物品を販売している人が、物を渡して来ますがいらない場合は、
「No gracias」(結構です。)と言って断りましょう。
楽器で演奏していたりする人にお金を渡す時は、気持ちが向いたらで大丈夫。
その時は、お財布の出し入れに十分注意して渡してください。5ペソ程度からでOKです。
バスに乗ろう
バスは「colectivo(コレクティーボ)」と言います。
基本的には24時間動いていますが、度々起こるストライキの影響で動いていない事もあります。
乗車賃は自己申告制で「いくら」と運転手さんに伝える必要があります。
料金か行き先の場所を告げて運賃を徴収してもらうか、運賃を告げます。
車内での停留所の案内はありませんので、自分が降りたい場所近くなったら出口付近のブザーを
押して降ります。
乗りたいバスと地下鉄の探しかた
別の記事「ブエノスでの必須アプリ「Cómo llego」の使い方」で詳しく記載をしていきますが
アプリを使って移動方法を確認しましょう。
地下鉄の乗り場は探しやすいですが、バスの乗り場は見つけにくいので
場所を誰かに聞くための準備しておいた方が安心です。
簡単なスペイン語で「○番のバス停はどこですか?」と聞けるようにしておくと良いでしょう。
*バス乗車の注意点*
バスが停留所に近ずいたら手をあげて、「乗ります!」という意思表示をしよう。
バスの運転手さんは手を挙げないと、素通りすることもあります。
基本的に「レディーファースト」
バスの乗降は子供やお年寄り、女性を優先させてあげるとスマートです。
お年を召した方や妊婦の方、小さな子供には席を譲りましょう。
日本よりもこの譲り合いが大切なマナーです。
必ず何かに掴まりましょう
日本のバスに比べて、運転が荒いです。
椅子から転げ落ちたり、立っていたらよろめかないように、何かを掴みましょう。
車内では携帯を弄っているアルゼンチン人は多くいますが、弄らずに過ごした方が良いでしょう。
携帯泥棒に注意
入り口、出口付近の席は、携帯などの盗難に遭いやすいです。
携帯を出さないか、乗降付近以外の席に座るようにしましょう。
窓ぎわの席に座わって窓が大きく空いてる場合は、閉めてください。
車両の外から盗難に合うのを避けるためです。
時刻表はありません
定刻というものがありませんので、来たら乗るスタイルです。
すぐ来るかもしれないし、1時間待っても来ないかもしれません。
ブエノス市内は200線以上のバスが走っているため、地下鉄とバスをうまく使いこなせると
車がなくても移動は自由に行えます。
ただ、注意したい事も沢山あるので気をつけて使って見てくださいね。